枚方版事業仕分け

枚方市市民会館で実施された「枚方版事業仕分け」の第1日目を傍聴してきました。

これは、市が行う事業の費用対効果や実施方法などについて、公開の場で、外部の視点により検証・検討するもので、枚方市では今回初めて実施されました。

今日と明日の2日間、外部の視点での議論を行うことで改善の効果が高くなるとして選定された36事業に対して、学識経験者や市民団体代表者など14人の仕分け人が2班に分かれて仕分けを実施し、「廃止」「民間等が実施」「改善して市が実施」「現行通り市が実施」の4つの区分で評価が行われ、来年度以降の予算や行革の取り組みなどに反映されるとのことです。

これまで市役所内部だけで行われてきた予算編成作業の一部が「公開の場」で「外部の視点を入れて」実施されたことは、私たち市民にとって納めた税金が本当にムダなく有効に使われているのかということを知るとてもいい機会になったと思います。

一問一答形式のやり取りも、見ていておもしろく、1事業40分の持ち時間が短く感じられました。

しかし、以下のような問題点も一部見受けられ、少しがっかりしました。

1.仕分け人が勉強不足・調査不足なのか、事業内容についてあきらかに誤った知識・認識しか持っておらず、的外れな質問を繰り返していたこと。

2.それに答える市役所職員も自分が担当している事業にも関わらず、事業の目的・内容・効果を正確に理解していないせいで、仕分け人の的外れな質問を正すこともできず、あきらかに誤った知識・認識の上に立って議論が行われていたこと。傍聴している市民にとっては、まさか市役所の担当職員が誤った説明・答弁をしないだろうと思われるかもしれませんが、私が見ていた中で明らかに間違った事実(というか知識不足)に基づき答弁していたケースがありました。

3.仕分け人の中に、主体性がなく、他の声の大きい人の考えに引っ張られる、「何のためにそこに座っているの?」と思われる人がいたこと。

4.仕分け人の中に、仕分けする事業によって全く矛盾する発言をしていた人がいたこと。「あんた、さっきまで別なこと言ってたやん」って、思わず突っ込みを入れたくなりました。

このような事業仕分けですから、ただ単に仕分けの評価を見るだけでは、事業の本質が見えないことは確かです。

実際に議論の中でどのような意見がだされたのか、さらにその意見が正しい認識のもとになされたものなのかを、市民もしっかりと確かめることが必要になってくると思います。

もちろん、仕分け人も市職員ももっとレベルアップしてもらう必要があることは言うまでもありません。

明日は事業仕分けの最終日です。お時間のある方は、ぜひ傍聴に行ってみてください。傍聴は申込不要です。詳しくは枚方市のホームページをご覧ください。

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