レッドクリフ PartII 未来への最終決戦

昨日、シネプレックス枚方で映画「レッドクリフ PartII 未来への最終決戦」を見てきました。

この映画は、「三国志」中盤のクライマックスである「赤壁の戦い」を、ジョン・ウー監督が映像化したもので、昨年末に見たPartIの続編です。

ストーリーは「三国志演義」から相当脚色されており、賛否両論も多い作品です。

「赤壁の戦い」と言えば、派手な「火攻め」の合戦シーンよりも、それ以前に繰り広げられる「離間の計」「苦肉の計」「連環の計」などと言った頭脳戦・心理戦での攻防が見どころですが、この作品ではそう言ったシーンはあまり描かれておらず、合戦(アクション)シーンが中心となっています。

思わず笑ったのが、黄蓋が周瑜に「苦肉の計」を提案して却下されるシーン。きちんと「苦肉の計」を描く時間がないなら「このシーンもいらんやろ」って、妻と2人でスクリーンに突っ込んでしまいました。

また、ストーリーは周瑜と孔明との友情関係を軸に動くのですが、本来「三国志演義」で描かれる2人の関係は、脚本家の三谷幸喜氏が「周瑜と孔明は、サリエリとモーツァルトだ」と表現したように、周瑜の孔明に対する嫉妬と、そこから湧き上がる敵対心にあります。目の前の敵は曹操であるはずなのに、実は同盟内ですでに冷戦が始まっているという、戦国乱世の複雑な関係…。映画でもこの複雑な関係を表現してほしかったなあという思いはあります。

しかし、「三国志」をあまりご存じでない方なら、違和感なくすんなりと入っていけると思いますし、「火攻め」で船や砦が爆発するシーンや地上戦での合戦シーンは迫力があり、三国志を映像化しただけの価値は十分ある作品だと思います。




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2009-03-11

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「三国志」をまったく ...
いろいろと残念武将達 ...
好意的に解釈できない ...
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